経済学部1年次秋学期を生き残ろう
経済B1の皆さん、春学期の4ヶ月間お疲れ様でした。大学の暮らしがどんなものなのか、実感が湧いてきたと思います。意外となんとかなりそうですよね。ですが、長い長い2ヶ月の夏休みを越えた先にある秋学期は、結構大変です。何がどう大変なのか、そして私と私の知人がどう乗り越えたのかを、躓きがちな3つの壁を中心に書いていきます。
あくまで単位取得が目的の文章です。ご了承ください。
壁1.初修外国語(〇〇語基礎1,〇〇語基礎2)
春学期に多言語習得基礎とかいう謎講義がありましたね。あれとは比べ物にならない鬼単位(必修)です。秋の初修外国語は週2回、しかも片方は月曜1限の授業に毎週出席することが求められます。
月曜1限に毎週出席することがいかに一般大学生にとって難題であるのかはみなさんもうお分かりだろうと思います。そしてテストも難しい。なんといって前提知識ゼロからのスタートなので(趣味で英語以外の外国語を独学してきたガチプロは除きますが)、ほかの全学教育科目と違ってちゃんと勉強しないと当然のように落単します。
しかもここの単位を落とすと、2年春の専門基礎科目と単位補充クラスがぶち当たり、ただでさえ2コマしか落とせない専門基礎科目を最初から1コマ捨てる修羅道へと突入してしまう可能性もあります。
日曜日は夜更しせず、この科目だけは毎週復習することを心がけましょう。
壁2.専門基礎科目
春の会計Ⅰ、財務諸表Ⅰのように名前の後ろにローマ数字がくっついている講座です。財務諸表Ⅰでお気づきになられたと思いますが、まあ難しい科目が多いです。授業中先生が何をいってるかわからなくなることもしばしば。
レジュメに空欄があれば埋めて、教科書、授業中に出てきた知らない概念を潰して、演習問題があるならちゃんと目を通しておきましょう。専門科目基礎は2コマしか落とせないので、この科目群の授業をブチ切るのは最後の手段にした方がよいでしょう
壁3.データ科学基礎演習A
データ科学基礎の発展的内容を扱う講義です。毎週課題が出ます。
オンデマンド課題はやり忘れやすいという欠点のみならず、
内容がGoogle colabolatory でRを使ったプログラミング、Excelで統計的な検定を行うという絶妙に重いものであるため、毎週の課題消化に骨が折れます。ちゃんと授業を聞けば何をやればいいかはわかりますが、ものぐさな大学生を狩る授業であることに変わり無いです。
時間割の配置も絶妙です。オンデマンド科目のため火曜4限が実質空きコマになることになりますが、それゆえに火曜5限のマクロ経済Ⅰ(落としたくない講義かつ、授業で扱う内容がなかなか難しく、欠席は避けたい講義)に出席せず帰りたくなる誘惑が毎週襲ってきます
火曜4限にどこで何をするのかしっかり決めておくのがおすすめです。
その他
あとは春学期とほぼ同じ。体育は山の上を選ぶと大変だし、授業には当たり外れがあります。英語はエッセイかプレゼンで評価されます。まあelearningの量が増えてキツいぐらいです。が、春を乗り越えたみなさんなら単位は習得できるはずです
最後に
どんなに大学の授業を切りたくなっても、どんなにテスト勉強をサボっても言語科目だけは落単を避けてください。
専門基礎科目はできるだけ落単を避けてください。
(あとよっぽどないと思いますけど健スポ実習は拾ってきてください。)
最悪この3種類が取れてたらなんとかはなります。
(名古屋大学経済学部2年)